カテゴリー別アーカイブ: 自然人類学

アメリカ人類学の4分野

アメリカ人類学の4分野アプローチ

世界各国で人類学が関わる分野は異なっています。

一般的にアメリカ合衆国の人類学は、「人類とは何か」や「人類であるということはどういうことなのか」という問いに総合的に取り組むために、文化人類学自然人類学言語学(言語人類学)、考古学からなります。

このような観点をホーリズム(holism)といいます。

この独特な4分野アプローチはアメリカ人類学の父とも呼ばれるフランツ・ボアズ(Franz Boas)の提唱した人類学からの伝統です。

・文化人類学は人類の持つ文化の特徴を探り、また特定の社会の習慣やルール、価値観などを研究します。

・自然人類学は一方で人間の生物学的な特徴に焦点を当てます。

・言語学では人間の持つ言語の能力やそれぞれの言語の特徴を研究します。

・考古学では過去の人々の残した遺物を発掘し、過去の人々がどのように暮らしていたかを証拠に基づいて考えます。

この記事ではアメリカ人類学を見渡していきます。

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英語圏の人類学ウェブサイト/ブログ一覧

今回は人類学の特定のトピックを扱うのではなく、人類学や人類に関連した英語圏のウェブサイトやブログを紹介します。

英語圏にはかなり多くの人類学に関連したウェブサイトやブログがあります。また、人類学がメインではない新聞社や科学系のウェブサイトやブログでも人類学に関連した記事が見受けられます。Anthro JP みんなの人類学も 英語圏の人類学ウェブサイトやブログにインスパイアされて始まりました。

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人種ってなに?

「人種」という言葉は普段世界の様々なグループのことを語る時に何気なく使われています。たとえば、「黒色人種(黒人)」や「白色人種(白人)」、「黄色人種」と世界の人々を分類していることを見かけます。また、科学風に「ネグロイド」や「コーカソイド」または「コケイジャン」など言う人も見かけます。

でも、実際に「人種」って何なのでしょうか?

出来るだけ単純に説明するなら、人種には生物学上の根拠は無く、社会の中で作り上げられてきた人類を肌の色などで区別、差別する概念と言えるでしょう。

どういうことなのか見ていきましょう。

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