タグ別アーカイブ: 社会

エンカルチュレーション(文化化)とは?

エンカルチュレーションもしくは文化化 (英: enculturation) とは特定の社会の中で社会の一員として、個人がその社会の文化を学び、実践することを意味します。このプロセスは生まれてから始まり、主に子どもの時に保護者や親戚、学校の先生、隣人、友達、メディアなど様々な方向からその文化(習慣や常識、知識、ルール、価値観、考え方)など教わります。エンカルチュレーションは生まれた瞬間から絶えず起こっています。そして、個人が文化を意図的に学校などで教わると同時に無意識に日常生活の中でも学び、実践するようになります。

また、ヒトは何をどのように行うのかの大部分を学習によって身につける動物です。世界各地で様々な考え方や立ち振る舞い方などがあるのを見ると、各社会のエンカルチュレーションがそれぞれの社会のユニークな行動や考え方、性格のパターンを生産していることがわかります。

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差別に基づいたモデルマイノリティの概念

差別というと、特定の人種やグループに属する人々の悪口を言ったり、また平等な機会を取り上げることによって特定のグループに属する人々のあらゆる権利を奪う形が一般的には語られことが多いでしょう。しかし、実際には差別を受けているマイノリティを理想化したり過剰に称賛する形の差別があります。それがモデルマイノリティの俗説 (英: model minority myth)と言います。モデルマイノリティ (手本や見本となる少数派) とは、差別をされていても教育やビジネスで成功を収めたり、法律や規則に従っていて社会の中でも手本になる少数派の事を示します。

もちろん、成功を収めることや規則に従うことは社会の中では歓迎されることではありますが、この考え方には少し問題があります。マイノリティの成功や良い行いを「素晴らしい」と称賛するだけでは、なぜそこまでマイノリティが特別に努力をし、社会で認められる行いをしなくてはいけなかったのかを無視してしまいます。pexels-photo-267885.jpeg

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人種ってなに?

「人種」という言葉は普段世界の様々なグループのことを語る時に何気なく使われています。たとえば、「黒色人種(黒人)」や「白色人種(白人)」、「黄色人種」と世界の人々を分類していることを見かけます。また、科学風に「ネグロイド」や「コーカソイド」または「コケイジャン」など言う人も見かけます。

でも、実際に「人種」って何なのでしょうか?

出来るだけ単純に説明するなら、人種には生物学上の根拠は無く、社会の中で作り上げられてきた人類を肌の色などで区別、差別する概念と言えるでしょう。

どういうことなのか見ていきましょう。

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社会全体からの差別

「差別」に関して話をしていると単に一人がもう一人を外見や身分に基づいて差別する個人的な差別に注目しがちかもしれない。例えば、街中で自分とは外見が異なる人を見て「国に帰れ」と怒号を浴びせる人がいる。もしくは妊婦を電車の中で睨みつける人もいるかもしれない。個人的な差別はあからさまで分かりやすい。

しかし実際には社会全体と、その仕組、そのメンバーたちが特定のグループを差別する、社会全体からの差別も存在することを忘れてはいけない。 社会全体からの差別 の続きを読む

アメリカ英語の発音、イギリス英語の発音・・・ ~英語の方言シリーズ~

英語の発音や訛り(なまり)について、私たちはよく「イギリス英語の発音は綺麗だ」や「アメリカの英語は訛っていない」など、主観的だったり事実に基いていない、ステレオタイプに基づいた発言を耳にすることが多いと思います。

また、それぞれの英語の発音の特徴について説明するときに「アメリカ人はwaterをワラーと発音する!」や「イギリス英語でwaterはウォーツァだ」などに留めて、それぞれの英語を深く説明しない記事を見かけることもあります。

なにがアメリカ英語の発音をアメリカ英語らしくしているのでしょうか?なにがイギリス英語の発音の特徴なのでしょうか?

この記事では、もう少し深くそれぞれの英語の方言について言語学(特に音韻論)の研究に基づいて説明していきます。

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